太陽光パネルはメンテナンスフリーではありません
太陽光パネルのメンテナンス(点検・保守)が義務化されました
なぜメンテナンスが必要か?
一般的に、太陽光発電システムは、期待寿命が20年以上で、メンテナンスもほとんどコストが掛からないと言われています。実際に「メンテナンスフリー」であるということを謳って販売されている事も少なくありません。
確かに頻繁に壊れる製品でもないため、一概に間違っている訳ではありませんが “故障しない”“性能が低下しない”という事ではありません。
実際に、自然現象(雷や台風等)による故障、取り替え工事時の人為的な故障、経年劣化や寿命による故障は全体の16.9%という調査結果も出ています。つまり、メンテナンス不足による故障原因が多くを占めていると考えられるのです。
また、寿命は長いとはいえ、毎年経年劣化による性能低下が進んできます。つまり、年月を重ねるごとに、売電収入は減っていくという事なのです。
定期的なメンテナンスを行う事により、効率的な発電が行えるようになるだけでなく、太陽光発電システムの寿命も伸ばす事ができます。