大地震はいつ、どこで起きるかわかりません。
日頃から防災グッズを準備しておくのが当たり前になりつつありますが、今お住まいの住宅も耐震性を高め大地震に備え、耐震診断や耐震補強の必要性が叫ばれています。
大地震は何の前触れもなく突然襲いかかってきます。
耐震リフォームは愛する我が家はもちろんの事、大切な家族の命を守るために必要な備えとなっています。
まずは、耐震診断をお申込みください。当社の耐震診断は耐震プランナーが豊富な経験に基づき丁寧で正確な診断を行わせていただきます!
耐震性は、主に4つの要素によって決まってきます。
地盤の状態が、地震の時の建物の揺れを左右します。一般的に水辺(海や川、沼等)が近くにある土地や、山の斜面に建てられた建物は、地盤が不安定な傾向にあるとされています。
より詳細な地層の構造を分析するには、地盤を掘り地中を調べる「ボーリング調査」が有効です。
シンプルな正方形、長方形等の形をした一般的な建物ほど、地震に強い傾向にあります。
一方で、複雑な形状(コの字/L字)をした建築物は、地震の際のエネルギーが一部分に集中しやすく、歪みやねじれ等が発生し易くなっています。
昭和56年(1981年)以前に旧耐震基準で建てられた建築物は、当時の基準以上の大きな揺れに耐えられない可能性があります。
一方で、2000年以降の建築物は耐震性が高く、大規模な地震でも倒壊する可能性が低いと考えられています。
耐震強度を計るうえで重要なのが壁です。壁の厚さ、耐震用金具や筋交い、構造用合板等の設置が耐震性評価の重要な要素です。窓が多い建物も耐震性が低い場合がございます。
よく聞く「耐震」だけではなく、「制震」「免震」という言葉もあります。
その違いを解説してまいります。
耐震とは壁や柱などの強度を上げることで、文字通り建物を振動に耐えられるように改修することです。
一般住宅の地震対策に向いています。振動自体が軽減されるわけではないので、上の階ほど揺れが大きくなります。
地震のエネルギーを吸収する「ダンパー」と呼ばれる装置を建物に設置することで、建物の揺れを抑え、倒壊を防ぎます。
地震の揺れが上階に行くほど激しくなる高層ビルなどに多く取り入れられています。
地面(基礎)と建物の間に免震装置を設置し、地盤と建物を切り離すことで地震の揺れを伝えないようにする工法です。
地震による揺れを85~90%カットすることができます。